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韓国 | 竹島上空に戦闘機を飛ばしてアメリカから怒られる

韓国に対して米国は独島批判

米国務省が1日、韓国の戦闘機による独島上空飛行について、「(韓日間で)進行中の問題を解決する上で生産的ではない」とする否定的な立場を表明した。韓日の対立事案について、これまで中立的な立場を保ってきた米国務省が公に韓国に否定的な反応を示したのは異例だ。韓日軍事情報保護協定(GSOMIA・ジーソミア)破棄以降、米国の立場が日本側に傾いているのではないかとの懸念が生じている。

 米国務省は同日、韓国空軍の主力機「F15K」2機が国軍の日を記念し、独島の領空を飛行したことについて、VOA放送の取材に対し、「韓国と日本の最近の意見衝突を考慮すると、『リアンクール岩』での軍事演習の時期、メッセージ、増大した規模は(韓日間で)進行中の問題を解決する上で生産的ではない」と指摘した。米政府は1977年以降、領有権問題で中立を守るという理由で、独島を「リアンクール岩」と呼んでいる。国務省は「我々は韓国と日本がこの紛争を解決するための熱心で真剣な対話を行うことを促す」とも表明した。

米国が独島問題と関連し、韓国に批判的な立場を表明したのはかなり異例のことだ。2012年8月に李明博(イ・ミョンバク)元大統領が独島を訪問し、韓日関係が悪化した際にも、米国務省は「米国はいかなる立場も持たない。我々が望むのは(韓日)両国が対話を通じて解決することだ」とだけコメントした。

米国が独島問題を批判し始めたのは、8月22日に文在寅(ムン・ジェイン)政権がGSOMIA破棄を表明して以降だ。8月25?26日に韓国軍が大規模な独島防衛訓練を行うと、米国務省は26日、「韓日対立を考えれば、(訓練は)非生産的だ」とする批判調の論評を出し、27日には国務省高官が記者会見で「こうしたことは状況を悪化させるだけだ」と発言した。