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映画化決定! | ホテルが洪水にあい取り残された客90人を2日間一人でフルサービスを行う。

熱帯低気圧に伴う豪雨で大規模な洪水に見舞われた米テキサス州で、孤立したホテルに取り残されたアルバイト従業員がたった1人でほぼ2日間、90人の利用客にサービスを提供し続けた。利用客などからは、この従業員の対応を絶賛する声が続出している。

同州ボーモントのホテル、ホームウッドスイーツで働く大学生のサッチェル・スミスさん(21)は、18日午後3時に出勤し、午後11時ごろには勤務を終える予定だった。ところがその間に、熱帯低気圧「イメルダ」による豪雨で洪水が発生。スミスさんと利用客90人はホテル内に閉じ込められた。

この時ホテル内にいた従業員はスミスさん1人のみ。そのほかの従業員は、周辺の道路が冠水して出勤できなくなった。利用客は、32時間連続で冷静にサービスを提供し続けたスミスさんの対応を絶賛している。

利用客の1人、アンジェラ・チャンドラーさんはこの時のスミスさんの様子について、フェイスブックでこう伝えている。「電話を受け付けて私たちそれぞれの質問に答え、私たちが温かいコーヒーや紅茶を飲めるようにしてくれて、温かい朝食を出す手伝いもしてくれた」「優雅で親切で美しい笑顔を浮かべてこの状況に対応していた」

スミスさんは緊迫した状況の中でも明るく振る舞い続けた。しかしCNNの取材に対し、内心は途方に暮れていたと打ち明けている。

普段はフロントデスクを担当しているスミスさんだが、この時は料理人やメンテナンス係、ルームサービス係など、経験のない職務も含めてあらゆる担当をこなした。

「調理場で働いたことはないし、本当は料理は苦手」というスミスさん。それでも何とか料理をこなした。朝食の準備は1人の宿泊客が手伝ってくれ、夕食の準備にはさらに数人が加わって、チキンパスタとガーリックブレッドを用意した。味は思いがけず美味しかったといい、「みんなが感謝してくれてうれしかった」とスミスさんは振り返る。

90人分作るの大変
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