国内ニュース

埼玉 小4男児殺害で父親に逮捕状 | 小学4年生の男児が自宅の収納スペースで遺体で発見される… | 母親と無職の父親との3人暮らし

義父「実の親じゃないと言われ腹が立った」

さいたま市の小4男児が殺害された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された義父の無職進藤悠介容疑者(32)が「実の親じゃないと言われ腹が立った」との趣旨の供述

埼玉小4男児殺害 父親に逮捕状

18日未明、さいたま市見沼区の集合住宅で、この住宅に住む小学4年生の男の子が殺害されているのが見つかった事件で、警察は32歳の父親が男の子の遺体を遺棄した疑いが強まったとして逮捕状を請求する方針を固めました。

18日午前0時40分ごろ、さいたま市見沼区大谷の集合住宅の敷地内でこの住宅に住む小学4年生の進藤遼佑くん(9)が死亡しているのが見つかりました。

警察によりますと、遼佑くんが見つかったのは自宅近くの水道メーターなどが入っているスペースで首には絞められたような痕があったことなどから警察は殺害された疑いがあるとみて捜査していました。

その結果、32歳の父親が遼佑くんの遺体を遺棄した疑いが強まったとして、逮捕状を請求する方針を固めました。

父親「見つからないようにするため」

さいたま市見沼区大谷の集合住宅敷地内で18日未明、住人の市立大谷小4年、進藤遼佑君(9)が殺害されているのが見つかった事件で、埼玉県警が死体遺棄容疑で逮捕した進藤君の父親(32)が、調べに容疑を認め、「見つからないようにするため(遺棄した)」と供述していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、父親は17日夕方、進藤君の遺体を自宅向かいの空き部屋前のメーターボックス(縦約180センチ、横約60センチ、奥行き約40センチ)に遺棄した疑いが持たれている。遺棄現場に争った形跡は確認されていないという。

捜査関係者によると、進藤君の死因は首をひものようなもので締められたことによる窒息死で、死亡推定時刻は、17日夕方

小学4年生の男児が自宅の収納スペースで遺体で発見される

17日午後8時20分ごろ、さいたま市見沼区大谷の集合住宅に住む小学4年生、進藤遼佑(りょうすけ)さん(9)の母親(42)から「息子が英会話塾に出かけたまま帰宅しない」と110番通報があった。埼玉県警が付近を捜索したところ、18日午前0時40分ごろ、進藤さん方の玄関の外にある収納スペース内で進藤さんの遺体を発見した。現場の状況などから、県警は何者かに殺害されたとみて捜査を始めた。

県警によると、進藤さんは配水管などがある扉付きの収納スペースで見つかり、Tシャツに半ズボン姿だった。靴下ははいていたが靴は履いておらず、そばにリュックサックがあったという。

目立った外傷や出血は確認されず、県警は進藤さんが別の場所で首を絞められるなどして殺害された後に、収納スペースに入れられた可能性があるとみている。今後、遺体を司法解剖して詳しい死因などを調べるとともに、家族らから詳しい事情を聴いている。

進藤さんは教職員の母親と無職の父親(32)との3人暮らし。これまでの捜査で、17日夕方ごろに学校から帰宅したとみられるという。母親が仕事から帰った際には自宅におらず、父親から「塾に行った」と聞かされたという。しかし、その後も帰宅せず、母親が110番通報した。

殺害後、発見場所に遺棄か

さいたま市見沼区の集合住宅内で小学4年進藤遼佑君(9)の遺体が見つかった事件で、進藤君は下校後、別の場所で襲われた後に、遺体発見場所に運び込まれた可能性が高いことが18日、捜査関係者への取材で分かった。

遺体には首を絞められたような痕があり、埼玉県警は殺人事件と断定し、遺体を司法解剖して死因などを調べている。

県警によると17日午後8時20分ごろ、母親(42)から「英会話塾から子どもが帰って来ない」と110番があり、捜索したところ、自室の近くにある扉付きのメーターボックス内で進藤君の遺体が見つかった。

捜査関係者によると、ボックスには水道などのメーターが収納されており、大人が中に入るのは困難という。県警は現場の状況から、別の場所で殺害された後、ボックス内に遺棄されたとみている。

遺体はボックス内に座って、後ろに寄り掛かった状態で見つかった。死後数時間が経過しており、首を絞められた痕の他に目立った外傷はなかった。

県警によると、進藤君は17日午後4時ごろに下校。当時、自宅には父親(32)がいた。父親は「夕方に一度帰宅した後、塾に出掛けた」と説明しているという。

「なぜ自宅の前で」

さいたま市見沼区大谷(おおや)で18日、遺体で見つかった小学4年、進藤遼佑(りょうすけ)君(9)は、すれ違った同級生の保護者らに挨拶を欠かさない明るい少年だった。普段着姿のまま、住んでいた集合住宅の居室そばのスペースで見つかるという最悪の結末に、前夜から無事を祈った保護者や周辺住民からは「元気だったころの姿しか浮かばない」「なぜ自宅の前で…」と悲しみの声が漏れた。

進藤君が通っていた市立大谷小学校によると、進藤君は過去、放課後児童クラブ(学童保育)に入っていた。しかし、習い事が多かったことを理由に途中で辞めており、17日は6時限目の授業を終え、午後3時15分には小学校を後にしたとみられている。その後、自宅そばのバス停からバスに乗り、約4・5キロ離れたJR大宮駅(さいたま市大宮区)近くの英会話塾に向かう予定だった。

普段は午後7時半ごろに塾を終え、バスで帰宅していたが、勤務先から自宅に戻った母親(42)が塾を欠席していたことを知り、午後8時20分ごろに110番通報。学校側からは4年生の保護者らに「進藤君の行方が分からない。捜してほしい」とのメールも送られ、ツイッターなどでも「困ってそうな男の子の情報があれば教えてほしい」と情報提供を求める動きが広まった。

埼玉県警は警察犬も投入して捜索を開始、周辺の草むらまで範囲を広げ、近隣は物々しい雰囲気に包まれた。だが、通報から約4時間過ぎた18日午前0時40分に遺体が見つかったのは、居室前の外階段付近にあるメーターボックスの扉付きスペースだった。

「なぜ進藤君を狙い、わざわざ自宅の前に遺体を隠すように置いたのか」。捜査関係者は発見場所が捜査の鍵になると指摘する。

県警は下校時間帯以降の足取りを入念に調べており、自宅付近で殺害された可能性も視野に入れている。近隣住民らによると、付近は治安がよいものの、夜になると人通りが少なく、不審者が出没することもあったという。

進藤君は市内のスイミングスクールに小1から昨年12月まで週1回通い、進級テストにも順調に合格。スクール関係者は「地道に練習に取り組み、クロールや平泳ぎを習得していた」と振り返った。息子が同級生という40代女性は「道ですれ違うと必ず挨拶をしてくれる明るい性格の子だった」と話した。

大谷小学校の校長は18日の記者会見で「休むことなく学校に通い、勉強にも意欲的だった。クラスに友達も多かった。深い悲しみでいっぱいだ」と声を詰まらせた。

住民ら「母子家庭かと」

住民らからは「どうしてこんなことになってしまったのか」と驚きの声が続いた。

「母子家庭だと思っていた」。殺害された遼佑君と同じ小学校に通う子供を持つ女性は事件後、そう驚きを口にした。小学校関係者によると、教師との三者面談でも、顔を見せるのは常に教員の母親(42)だったという。

捜査関係者によると、遼佑君は母親と前の夫との子供で、悠介容疑者と血縁関係はなかった。これまでのところ、一家に関するDV(ドメスティックバイオレンス)や虐待などの被害相談は確認されていないという。一家と親交のあった近隣住民は「遼佑君には兄がいて、兄は前の旦那さんと同居していると聞いたことがある。遼佑君は周囲に『お兄ちゃんを連れていかれてしまった』と寂しそうに話していたそうだ」と打ち明ける。

別の住民は、父親の逮捕という状況について、「信じられない。ただただショックだ」とうつむいた。

これに関連し、さいたま市の清水勇人市長は19日の記者会見で、今回の殺人事件について「亡くなったお子さんのご冥福をお祈りいたします。一刻も早く真相が解明されることを望んでおります」と語った。

まとめ

あのー、犯人分かっちゃったんですけど…