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韓国がポーランドの日本のデザインをモチーフにした飲料に「旭日旗」のクレームで販売中止へ

「旭日旗」のクレームで販売中止へ

ポーランドの代表的食品加工会社の一つであるホルテクス(Hortex)は9日、韓国人から旭日旗の使用に関する集団抗議メールを受けた翌日の10日、ジュース製品の生産中止の決定を下し、遺憾を表明したことが13日確認された。旭日旗の意味がよく知られていないヨーロッパの国で、一般人が自発的に歴史認識を高めるために声を挙げたという点で注目される。

韓国政府は最近、2020年東京オリンピックで帝国主義の象徴である旭日旗の使用を禁止することを 国際オリンピック委員会(IOC)に要求した。この製品は、ホルテクスが今年上半期に発売した飲料である。ホルテクスは「ブラジル味」、「ロサンゼルス味」、「マダガスカル味」、「日本味」の四つのラインナップを生産しており、「日本味」の製品で着物を着た日本女性の画像と一緒に旭日旗を使用した。ポーランド人の知人を介してこれを発見した韓国人大学生のチョジュンフイ氏は5日、ホルテクス側に抗議のメールを送った。

この事実を知ったポーランドの同胞チョンソンウン氏は9日、自身が運営するポーランドのインターネットサイトでこれを共有した。文章を読んで憤慨したサイトの会員とチョン氏が心を合わせて同日ホルテクスに集団抗議メールを送り、事態の深刻性を認知したホルテクスは翌日の10日、チョン氏にその製品の生産中止の決定を知らせた。

チョン氏は、「グループメンバーが私の投稿記事を見て、他のソーシャルネットワークサービス(SNS)と団体に共有してくださり、一日で爆弾が破裂するほどの多くの抗議メールが送られ、ホルテクスも驚いたのだろう」と説明した。

チョン氏とチョ氏は10日、タビデ・ボロヴィエツホルテクス副社長から生産を中止するという回答を受けた。ボロヴィエツ副社長は、チョン氏に送ったメールで「パッケージ制作者たちは白、赤の色の組み合わせが否定的な意味を持つことを認識していなかった」とし「あなたの意見を受けホルテクスグループは倫理規範を遵守するため日本味の飲料の生産を中止することを決定した」と明らかにした。

会社のホームページからも日本味の製品の説明が消えた。ホルテクスは、ポーランドだけでなくヨーロッパ、特にロシアに飲食を大量輸出していることが分かった。この点に着目して、これらの抗議メールで「多くのロシア人たちも、日本(帝国主義)の犠牲となった」という点を強調した。

チョン氏は「ポーランドは私たちと同じ戦争被害国であるため、私たちの言葉の意味をすぐに理解したと思う」と語った。自分のフェイスブックでこれを公論化したチョさんは、韓国人たちの抗議と良識あるポーランド人の支持と協力が今回の事態で役立ったと発表した。チョさんは世界日報に「韓国人の抗議がある前から、私の文を見たポーランド人から投稿の共有などの請願参加があった」とし「ホルテクスの今回の決定は、ポーランド人が参加した結果とみるべきだ」と説明した。

彼はインターネットサイトにあげた文で「ポーランド人は自国企業のミスを非常に恥ずかしがる姿を見せた。(今回のことの原因は)、ヨーロッパ内で日本の戦争犯罪、さらにはアジアの歴史についての教育がきちんとなされていないために起こった。このような無知は、今回のようなきっかけを通じた認識向上と教育で十分解決することができる」と述べた。

12日、日本のNHKによると、IOCは旭日旗の使用禁止を主張する韓国政府に「オリンピック競技場は、どのような政治的主張の場所もなってはならない」とし「(旭日旗の使用で)オリンピック大会期間中に問題が発生した場合、個別に判断して対応する」という反応を見せた。オリンピック開催国に関する歴史論争が繰り広げられることを望まないことが観測される。今回の事案は市民の自発的な動きで海外からの歴史認識を高めた事例になると思われる。